医師が転職を成功させるために必要なのは、やはり動機・モチベーションです。転職すれば常に成功、必ず良い結果に結びつくわけではありません。
いい加減な気持ちで職場を替わると「こんなはずではなかった」と後悔する事もあります。

そのためまず最初に考える事は転職理由となります。
漠然と「転職したい」と思うのではなく「このような強い理由があるから転職を希望する」としっかり理由を押さえましょう。
その理由(条件)に合った職場を探す事で、満足出来る転職が実現します。

  「何となく転職」では失敗する可能性大

「最近友人や知人の医師が次々に転職しているし、友人から転職を薦められた」
「転職すると良い事があるのかもしれないから他の病院に変わろうかな」
といった具合に、今の職場に特に不満が無いにも関わらず、友人からの薦めやイメージで何となく転職してしまうと「前職の方が良かった」「転職するんじゃなかった」と後悔する可能性が高いでしょう。

転職には常に失敗するリスクがあるため、「転職すればより良い生活が待っている」と安易に考えるのはNGです。
「どうしても今の職場に居られない理由があり、他に方法がないため転職する」事がない限り、安易な転職はお薦めできません。

中には、いくつか病院を転々とした後で、結局元いた病院へと戻ってくるパターンもあります。
このような医師はもともと居た同僚からはあまり良い目で見られないでしょうし、信頼やキャリアアップの観点からも、無駄な転職歴は大きなマイナスです。

転職しようなかなという考えが頭をよぎった際は、「これはもう転職する以外にない!」という強い動機があるのかどうかを、今一度確認してみてください。

  自己分析も重要

医師転職を成功させるには、やはり医師本人のキャリアや魅力、能力、経歴などを最大限にアピール出来るかどうかにかかっています。
「もともとそんな大したキャリアはないです」と謙遜していては、満足出来る転職は出来ません。

「皮膚科専門医になり皮膚科医師として20年頑張って来た。このキャリアを武器にして高給与の職場へ転職したい」
というように、自身の実績や経験をしっかりと把握し、キャリアの棚卸しをしてみましょう。
「たいした事はない」と思っていても、実績を書きだして行くうちに「こんな事をしてきた、こんな実績がある」と確認出来るはずです。

転職は一生に何度も行うものではないため、やはりかなり貴重な経験と言って良いもの。
転職の理由をしっかり考える事と同時に医師としてのキャリアをしっかり見つめる事で、その先の方向性や次の目標、医師としての役割などを確認出来るのではないでしょうか。