日本人の中には、お金の話しをすると「品が無い」「ガツガツしてみっともない」と感じる方もいるようです。
確かに自分のお金を必死で守り、誰にもあげたくないと貯め込むような守銭奴は傍から見ればみっともないものです。

けれど転職時に希望年収を提示する事は守銭奴の行為とは違います。
倫理観の必要な医師とは言えやはり職業である以上はビジネス。
体力の限り地域住民のために尽くしても、それに見合う対価が得られなければやる気を失ってしまうでしょう。

「家のローンもあるし子供の大学進学資金も必要だ。最低でも年収1,000万円は欲しい」
「将来開業したいから、資金を貯めるために出来るだけ高給与の職場を望む」
など、転職の条件に年収を上げる医師も少なくありません。
希望条件を明確にする事も転職成功への鍵になります。

  転職先に望むものを整理する

もし「皮膚科専門医になりたい」というキャリアアップの希望があり今の環境では専門医取得が困難であった場合、指導医のいる病院へ転職する事になります。
このように「皮膚科専門医になりたい」という強い動機があれば、その希望を叶えるための方法や対策を立てる事は可能です。

「何となく転職してみたい」程度の動機では上手くいかないのはもちろん、自身のキャリアに傷がつく可能性もあります。
医師転職を成功させるには、まず転職の動機をハッキリさせ転職先に望む条件をいくつか書きだしてみる事をお勧めします。

条件をしっかり整理しておけば、いざ転職先を探す段階で「この条件も良いな、こっちの条件も盛っておこうか」と迷う事はありません。
高収入に年間休日数、福利厚生、待遇、仕事内容など細かい部分を言いはじめるとキリがありませんし、全てが揃った夢のような職場はまずありません。

何かを優先させたいなら別のものを切り捨てる、トレードオフをどこまで許容出来るかも重要です。

  希望に優先順位をつける

「高収入でお休みが多く、さらに人間関係も良く福利厚生も手厚くキャリアアップ出来る職場が良いな」アレコレと欲張って多くの希望を上げてしまうと転職先はなかなか見つかりません。
そこで転職先に望む条件に優先順位を付けておきましょう。

「色々と希望はあるが、気持ちよく仕事をしたいから人間関係の良い職場がいいな。次が福利厚生か。そして収入。キャリアアップにはそこまで興味はない」
と優先順位をつけておくと、転職先選びがグッと楽になります。
もし医師専門の転職支援サイトを利用する場合、自身の経験や実績、そして転職先に望むものをすぐに伝える事が出来、スムーズな職場替えが実現するでしょう。